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クレジットカードとは?基本的な仕組みを解説
クレジットカードとは、商品やサービスを購入した代金を、その場で現金払いせずに後日まとめて支払える決済手段です。
店舗やインターネット通販でカードを利用すると、カード会社が利用者に代わって加盟店へ代金を支払います。その後、利用者が決められた支払日にカード会社へ利用代金を支払う仕組みです。
手元に現金がなくても買い物ができる便利なサービスですが、代金の支払いが免除されるわけではありません。クレジットカードは、利用者の信用をもとに後払いを認めるサービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支払いの仕組み | カード会社が代金を立て替え、利用者が後日支払う |
| 利用できる範囲 | カードの利用可能枠まで |
| 主な支払方法 | 一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなど |
| 支払日 | カード会社ごとに決められた日 |
| 申込時の審査 | あり |
クレジットカードで支払った代金の流れ
クレジットカードの決済には、利用者、商品やサービスを販売する加盟店、カード会社が関わっています。
- 利用者が加盟店でクレジットカードを使う
- 加盟店がカード会社へ決済情報を送る
- カード会社が利用できるカードか確認する
- カード会社が加盟店へ利用代金を支払う
- カード会社が利用者へ代金を請求する
- 利用者の銀行口座から利用代金が引き落とされる
利用者がカードを提示した時点では、銀行口座からすぐに代金が引き落とされるわけではありません。一定期間の利用分がまとめられ、毎月決められた支払日に引き落とされます。
インターネット通販の場合も基本的な仕組みは同じです。カード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力し、本人認証を経て決済します。
クレジットカードは信用をもとに発行される
クレジットカードは、申込者の信用をもとに発行されます。カード会社は申込時に審査を行い、申込者の収入や勤務状況、ほかのクレジットやローンの利用状況などを確認します。
審査基準はカード会社によって異なり、詳しい内容は公開されていません。年齢や収入などの申込条件を満たしていても、必ず発行されるわけではありません。
カードが発行されると、ショッピング利用可能枠などが設定されます。利用可能枠はカードで支払える上限の目安であり、預金残高とは異なります。
利用可能枠とは?
利用可能枠とは、クレジットカードで利用できる金額の上限です。たとえばショッピング利用可能枠が50万円の場合、利用残高が50万円に達するまではカードを利用できます。
ただし、毎月50万円まで使えるという意味ではありません。カードを利用すると利用可能額が減り、支払いが完了すると、その金額分が再び利用できるようになります。
利用可能枠が50万円で、すでに20万円を利用している場合、残りの利用可能額は原則30万円です。20万円の支払いが完了すれば、利用可能額は回復します。
分割払いやリボ払いを利用して残高が残っている場合は、その残高も利用可能額に影響します。現在使える金額は、カード会社の会員ページや公式アプリから確認しましょう。
締め日と支払日の違い
クレジットカードには、締め日と支払日があります。
締め日は、一定期間のカード利用額を集計する日です。支払日は、締め日までに集計された利用代金が銀行口座から引き落とされる日です。
たとえば毎月15日締め、翌月10日払いのカードでは、前月16日から当月15日までの利用分が、原則として翌月10日に請求されます。
ただし、加盟店からカード会社へ利用情報が届くまでに時間がかかると、締め日前に買い物をしても翌月以降の請求になることがあります。
買い物をした日だけで支払月を判断せず、会員ページや利用明細で実際の請求額を確認することが大切です。
クレジットカードの主な支払方法
一括払い
一括払いは、カードの利用代金を次回の支払日にまとめて支払う方法です。一般的には手数料がかからず、最も分かりやすい支払方法です。
毎月の収入で無理なく支払える買い物であれば、一括払いを基本にすると支出を管理しやすくなります。
分割払い
分割払いは、利用代金を複数回に分けて支払う方法です。3回、5回、6回など、カード会社や加盟店が対応する回数から選びます。
1回あたりの支払額を抑えられる一方、支払回数によっては分割手数料がかかります。購入金額だけでなく、手数料を含めた支払総額を確認しましょう。
リボ払い
リボ払いは、利用金額や利用件数にかかわらず、毎月の支払額を一定額または一定の計算方法で支払う方式です。
毎月の支払額を抑えやすい反面、利用残高が減りにくく、支払期間が長くなる可能性があります。新たな買い物を続けると、支払残高や手数料が増える点に注意が必要です。
ボーナス払い
ボーナス払いは、夏や冬のボーナス時期など、カード会社が設定した月にまとめて支払う方法です。
すべての店舗やカードが対応しているわけではありません。また、ボーナスの支給額が予定より少なくなる可能性も考え、無理のない金額で利用しましょう。
ショッピング枠とキャッシング枠の違い
クレジットカードには、買い物に利用するショッピング枠と、現金を借りるためのキャッシング枠が設定される場合があります。
| 項目 | ショッピング枠 | キャッシング枠 |
|---|---|---|
| 用途 | 商品やサービスの購入 | 現金の借入 |
| 受取方法 | 加盟店でカード決済 | ATMや口座振込 |
| 主な費用 | 分割払いやリボ払いでは手数料がかかる場合がある | 借入金額と日数に応じた利息がかかる |
ショッピング枠を現金化する目的で利用することは、カード会社の会員規約で禁止されているのが一般的です。現金が必要な場合は、正式に設定されたキャッシング枠を利用する必要があります。
キャッシングは借入であり、利用金額と借入日数に応じて利息が発生します。利用する前に金利、返済日、返済総額を確認しましょう。
クレジットカードのメリット
現金を持ち歩かずに支払える
クレジットカードがあれば、多額の現金を持ち歩かずに買い物ができます。店頭だけでなく、インターネット通販や公共料金の支払いにも利用できます。
利用履歴を確認できる
カードを利用した日、店舗、金額などは利用明細に記録されます。会員ページや公式アプリを確認することで、毎月の支出を把握しやすくなります。
ポイントや特典を利用できる
利用金額に応じてポイントが付与されたり、旅行保険や優待などの特典が付いていたりするカードもあります。
ただし、ポイントを得るために必要のない買い物をすると、節約にはなりません。ポイントよりも支払総額を優先しましょう。
クレジットカードを利用する際の注意点
使った金額を把握する
クレジットカードは現金がその場で減らないため、使いすぎに気づきにくいことがあります。利用するたびに金額を確認し、支払日に用意できる範囲で使いましょう。
支払日前に口座残高を確認する
支払日に銀行口座の残高が不足していると、利用代金を引き落とせません。給与口座と引落口座が異なる場合は、支払日前に必要な金額を移しておきましょう。
利用明細を毎月確認する
利用明細には、自分が利用した店舗や金額が記載されます。身に覚えのない利用がないか確認し、不明な請求を見つけた場合は、早めにカード会社へ連絡しましょう。
カード情報を他人に教えない
カード番号、有効期限、セキュリティコード、暗証番号などは、他人に知られないよう管理する必要があります。
カード会社や銀行を名乗るメールやSMSから、偽のWebサイトへ誘導するフィッシング詐欺にも注意しましょう。
支払いに遅れるとどうなる?
カード利用代金の支払いに遅れると、カードを一時的に利用できなくなったり、遅延損害金や事務手数料などが発生したりする可能性があります。
クレジットカードの契約内容や毎月の支払状況は、信用情報機関へ登録されます。長期間の遅れや繰り返しの延滞は、今後クレジットカードやローンを申し込む際の審査に影響する可能性があります。
口座残高不足に気づいた場合は、そのまま放置せず、カード会社へ連絡して支払方法を確認しましょう。
デビットカードやプリペイドカードとの違い
クレジットカードは後払いですが、デビットカードは利用時に銀行口座から原則として即時に引き落とされます。
プリペイドカードは、あらかじめ入金した残高の範囲内で利用する前払い方式です。
| カードの種類 | 支払時期 | 利用できる金額 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 後払い | 利用可能枠の範囲内 |
| デビットカード | 原則即時払い | 銀行口座残高の範囲内 |
| プリペイドカード | 前払い | 事前に入金した残高の範囲内 |
使いすぎを防ぎたい場合は、口座残高や入金額の範囲で使えるデビットカードやプリペイドカードも選択肢になります。
まとめ
クレジットカードは、カード会社が利用者に代わって加盟店へ代金を支払い、利用者が後日カード会社へ支払う決済サービスです。
利用代金は毎月の締め日で集計され、決められた支払日に銀行口座から引き落とされます。支払方法には、一括払い、分割払い、リボ払いなどがあり、方法によっては手数料が発生します。
現金を持ち歩かずに支払える便利さがありますが、使った金額は必ず後から支払わなければなりません。利用可能枠を使えるお金と考えず、支払日に用意できる金額の範囲で利用しましょう。
毎月の利用明細と口座残高を確認し、支払いの遅れやカードの不正利用を防ぐことが大切です。


